昨年度の2月、現在の5歳児さんが4歳児だったころに、味噌の仕込みを行いました。

茹でた大豆と、米麹(こめこうじ)、塩を混ぜます。

ミンサーという機械にかけて細かくすりつぶします。

出来た物を容器に詰めます。
この時に、ギュッとボール状にしたものを、えいっ!と投げ入れるようにて、空気を抜きます。
ぎゅっと詰まっていた方が、お味噌が上手に出来るそうです。
さて、8カ月が経ち、いよいよお味噌を開けてみる日。
上手に出来ているかな?ドキドキしながら開けてみました。

とてもきれいに出来ています。子ども達が匂いを嗅いでみました。

「わあ~~いいにおい」「きなこみたい」「しょうゆみたい」と口々に言う中に、
「大豆でできてるから?」と言った子もいて、びっくり。
さすが5歳児さんですね。
この日は、お味噌汁に使われる、出汁(だし)の試飲もしました。
微笑のお味噌汁は、「昆布だし」「鰹だし」の合わせ出汁を使っています。
顆粒のだしは使っていないんですよ。
5歳児さんたちは、それぞれのだし汁の取り方を見て、試しに飲んでみました。
「味がしな~い」「うすい」なんていう声も聞かれましたが、
合わせ出汁を飲むと
「おいしい!」「これ好き」という声が。
二種類の出汁を合わせる事で、出汁の味に深みが出ます。

お昼の豚汁は、みんなの作った味噌だよ。美味しいかな?
苦手な野菜も、お味噌汁に入っていると食べれちゃうという子も多いです。
これから無くなるまでは手作り味噌の味噌汁を味わう予定です。
まだ開封していない方の容器の味噌は、2月までしっかり熟成するのを待って、五平餅などに使おうと計画しています。楽しみです。


