微笑こども園

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お釜でごはん&豚汁
日々2023-02-23

かまど=この地域では「くど」「おくど」と呼ぶ人も多いですが、

微笑こども園の冬は「おでん」「おかかおにぎり」「豚汁」など

おくどで作る美味しいものがいっぱいあります。

外で煙のにおいがしてくると(煙のにおいだけ、なのですが)

「せんせい、おいしい匂いしてきた!」と言う子がいるのは、

微笑の子ならではだと思います!

先日のおやつは、おかかおにぎりでした。

まずは薪(まき)に火をつけます。

最近はアウトドアブームで、バーベキューなどで火起こしをする方も多いかと思いますが

こども園には、着火剤やバーナーなどはありませんので、

先生たちも、工夫して火をおこします。

お米を入れたお釜を火にかけます。

フタをして、「はじめチョロチョロ なかパッパ 赤子泣いても蓋とるな」

強火で一気に炊いて、噴きこぼれてきたら、火を弱めて10分ほど炊きます。

いい匂いがしてきたかな?と確認しています。

15分ほど蒸らしたら出来上がりです。

とっても上手に炊けました!

炊けたご飯に、かつお節を混ぜます。

かつお節にも、一手間かけていて、給食員や保育者で協力して、かつお節を削っています。

ラップにご飯を包んで、子ども達が自分の手でおにぎりにして食べました。

「おいしい!」「さいこー!」の声が子ども達から上がっていました。

こちらは、別の日。豚汁です。

微笑こども園のお味噌汁の出汁は、昆布とカツオの合わせ出汁です。

先にお釜に昆布を入れ出汁をとり、かつおだしは給食室でとってくれたものを合わせました。

材料も給食室で切って準備してくれています。

普段の給食に加えて、豚汁などの準備もして下さっている給食員さんには脱帽です。

お釜になみなみと出来上がった豚汁でしたが、

みんなが、おかわり!と言って食べたので、あっという間に空っぽになりました。

普段給食の時には、「大根きらい」「ネギいやだ~」と言っている子も、

なぜか外で食べると、苦手なものもペロッと食べてしまう事があります。

楽しく食事をすることがいかに大切か、を考えさせられます。

余談ですが、このかまどを使った調理には、もう一つの大切な意味(意義)があると考えています。

それは、災害時です。

もし、大きな災害が起きてしまったら?

こうやって戸外で食事を作らなくてはいけないかもしれません。

職員だれもが、火起こしができ、お釜でご飯が炊ける。

子ども達も、そうして出来たご飯を美味しく食べられることを知っている。

それは、とても大切なことではないでしょうか。

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