数年前より、園理事の尾崎さんの梅園におじゃまして梅狩りをさせていただいています。
子ども達にとって、とても楽しみな事の一つです。
5歳児さんが出かけました。
「あ!みつけた!」
樹になっている梅はみどり色だから、かくれんぼしているみたいだね。
一つ一つ丁寧に樹から摘んでいく子ども達。
一つ取っては、かごへ、を繰り返しているうちに、
だんだん要領が良くなってきて、両手いっっぱいに摘んで運びだしました。
そのうちに、、、
Tシャツの裾をめくって入れだしました。
この方が一度にたくさん摘めるね。
こんなことも、子ども達の学びの一つです。経験の中から色々な事を学んでいます。
さて、摘んだ梅は園に持ち帰ると、楽しいお仕事が待っています。
うめの「へそとり」です。
ヘタの部分を爪楊枝を使って、丁寧に取ります。
根気の要る作業ですが、好きな子は長い時間でも黙々とやり続けます。
梅を漬けるまでに、しばらく日にちが開きました。
子ども達は、いつ漬けるのかな?と楽しみにしていたようです。
給食室の窓から赤いキャップの瓶が見えると、
Kちゃんが「あ!今日梅ジュース漬けるんだ!やったあ!!」
と嬉しそうに声をあげました。
R くんは「マーチングがんばると飲めるじゃんね!」
と昨年の事を思い出したようです。
さて、いよいよ漬け込み作業の日。
氷砂糖と、梅を交互に瓶の中に入れていきます。
「おいしくな~れ」
と魔法の言葉をかけて・・・
あとは梅からエキスが出てきて、ジュースが出来上がるのを待つだけです。
玄関先で毎日楽しみに瓶を覗く子ども達の姿が見られます。
6月になり梅雨入りし、雨の多い季節になりましたね。
この梅雨という言葉に梅が使われているのは、この時期にちょうど梅が熟すからだと言われています。
おいしい梅ジュース楽しみだね。