ある日の1歳児のIくん。
遊んでいると、スコップで砂をすくう時に音がすることに気づきました。
(ザクッ ザクッ ザクッ)
「面白い音だよ!」とニッコリ笑顔で
保育者に教えてくれました。
しばらくすると動き出したI君。
保育者もI君の遊びを追いかけてみることにしました。
(ザクッ ザクッ ザクッ)
「ここにも あった! いい音だな~」
そんな風に言っているように見えます。
※「かぎカッコ」は保育者が想像した言葉です。
(ガタ ガタ ガタ)
「あれ?ここは 違う音」
「でも面白いなあ!」
スコップでチョンチョン
気になるものを次々確認しているようです。
「これは、どうかな?」
「あれ?」
(がさ がさ がさ)
「これも違う音。」
最後に、キッチンドラムのコーナーへ来ました。
「ここは、知ってるよ。いろんな音があるんだよね」
この日I君はスコップを持って、色々な音を見つける遊びを楽しみました。
子ども達のこのような遊びを「探索遊び」と言います。探索遊びって、奥が深いですね。(記録者 白井)
子どもの目線になって初めてわかる素敵なエピソード。
微笑こども園ではこのようなエピソードを
ドキュメンテーションとしてまとめています。
保育者は、このドキュメンテーションを通じ、子ども達一人ひとりを深く理解し、より良い保育を目指して日々勉強しています。
また、子ども達の魅力を、園の保護者だけではなく、地域の方とも共有したいという思いから、ブログで発信したり、園に掲示しています。