園庭の一角に、木製のおもちゃが置いてあります。
名前を「ドリームログ」と言います。
子ども達はこのログ遊びが大好きです。
この日は、黒い半月板(園庭にあるトンネルの端材です)の上にログを乗せて
船に変身させていました。
もともとこの遊びを始めたのは5歳児さんという事ですが、
この日は4歳児さんが真似して遊び、とっても盛り上がっていました。
ある子は「脱出だ!」と言ってスコップをオールに見立てて船をこいでいました。
(あのTV番組の真似かな?)
ある子は「海賊船」と言って、敵と戦っていました。
この日は、3歳児さんの二人が、とっても仲良く遊んでいました。
二人で工夫してシーソーを作りました。
長い板や短い板を使ったり、向きを変えてみたりと、試行錯誤しながら、この形に出来上がりました。
二人が息を合わせて、絶妙な体重移動していました。
上に行ったり、下に行ったり、時々バランスを崩して落ちては、二人で大笑い。
本当に楽しそうでした。
ここ一週間は、半月板を乗せた滑り台に、みんなが夢中です。
これも5歳児さんが始めた遊びですが、園庭に出る色々なクラスのお友達が楽しんでいます。
この日は2歳児さんが遊んでいました。
半月板が弧を描いているので、滑り台がゆらゆらと揺れます。
小さい子にとっては、ちょっと勇気が必要な遊びで、
初めは慎重に乗っている子もいました。
すべれた時は満足そうな笑顔です。
この「ドリームログ」のように形を変化できる玩具などを、園では大切な遊びと捉えています。例えば積み木や、砂遊び、粘土遊びなども同じで、子ども達の豊かな想像力を育んでいます。