先日3年ぶりの弁天島花火大会が行われましたね。
その翌朝、登園してきた5歳児のMちゃんが「花火見に行ったよ!」と嬉しそうに教えてくれました。
「先生、花火って、どうやってできてるの?」
Mちゃんは疑問に思ったようです。
この「どうして?」を大切にしたいな、と保育者は思いました。
ちょうど良い絵本があったので、Mちゃんに渡し、担任の先生に読んでもらう事にしました。
次の日。
きく組の部屋に行くと、子ども達が手形を楽しんでいました。
絵本に載っていた、手形や足形の花火を、自分たちもやってみたい!と始めました。
打ち上げ花火だからという事で、天井に貼って完成!きく組に花火が打ちあがりました。
思い付いた事をどんどん日々の遊びに取り入れていけるのが、微笑の凄い所です!
Mちゃんの疑問に答えるために、本物の花火職人さんにお願いして園に来てもらう事になりました。
梅田にある花火屋さん「三遠煙火」さんは創業60年を超える花火会社です。花火のお話しを子ども達にしていただくことを、快く引き受けて下さいました。お話の前に、子ども達に見せたいものがあると、色々な展示物を持ってきて下さったので、玄関に花火コーナーが出来ました。
子ども達が色々な玩具で作った花火が彩を添えています。
本物と同じ花火玉です。大きいサイズは11キロを超えていて、とっても重たいです。
直径15センチの5号玉(左)は、空に打ちあがると、子ども園の広さの3倍!150メートルに広がるそうです。花火ってすごく大きいんですね!
玉の中を割るとこんな感じになっています。スマイルの柄の花火は、玉の中でもスマイルになっているんですね!
7/22に小口さんが子ども達に花火のお話しをして下さり、4・5歳児が聞きました。
影絵のスクリーンを使って、プロジェクターを映したりしながら、とっても興味深いお話を聞くことが出来ました。
質問の時間には、子ども達の手が元気よく上がりました。
「どうして花火屋さんになったんですか?」
「どうして花火は丸いの?」
などたくさんの質問が子ども達から上がり、それぞれの「どうして?」に答えをもらっていました。
とても貴重な体験をすることができました。